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気になる時計

 
ここ数年間、携帯電話(iPhone)があるせいか普段は腕時計をしていなく、特に困ることもなく生活はしているのですが。
この所時間的にルーズになっているような感もあり、腕時計を最近するようにしています。
時計を身に着けていないブランクがあるので、以前持っていた電池式時計はどれも電池切れの状態。
23年前に新婚旅行でフランスで購入したグッチの時計も時計屋へ持っていって診てもらうと電池の液漏れで分解掃除に数万円かかるとのことで諦めました。
一昨年に亡くなった父からの形見の時計が数点あり、とりあえずそれらを今使ってます。
一番古い時計は45年ほど前に姉が初めてハワイ旅行に行った時の父へのプレゼントのオメガ・スピードマスター。
この時計は一度も分解掃除してなさそうですが自動巻きの為、今でもきちんと動きます。さすがにオメガだと関心します。
もう一つのオメガは比較的新しいもので、勿体無くて付ける時があまりない様な!?
そういう訳で、最近腕時計をするようになって、街へ出るとふと時計店へ足を踏み入れていたりしてます、あまりに膨大な時計の種類に
迷ってます。比較的お手頃でセンスのいい時計となるとやはり少なさそうです。
そこでネツトで気になる時計を見つけてしましました。このメーカーはあまり知らなかったのですが、ハミルトンの腕時計!!
その中で一番のお気に入りがジャズマスター・マエストロの時計。
外がシルバーのステンレスで文字盤の奥がブラック仕様、大きさと質感、黒革のベルト、全体的なデザインが凄く気にいってます。

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質感がとても良い感じに仕上ってますね。


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裏側の時計仕掛けのデザインも楽しませてくれます。

〓キッチンの話Ⅲ-トーヨーキッチン編


今計画中の住宅に施主からの要望でトーヨーキッチンのキッチンを選ばれていることから、内容の確認の為に行って来ました。
トーヨーキッチンは以前渡辺通りのBiBiビルにあり2月初めに浄水通り近くの新店舗へ移って来ました、ここはかつて三浦紀之先生の設計のホラヤの事務所&店舗があった場所で、その後パン屋さんなどいろいろと移り変わりのあった建物で、初めて来た感じがしませんでした。
ドアを開けて入って見ると、今までのキッチンメーカーとはちょつと違うぞ!という感じの空気感をすぐに感じ取ることが出来ます。床のモザイクタイル、装飾的な照明、その他何がデコラティブなイメージのものばかりで圧倒されるものがあります。
好き嫌いがはっきりと別れるイメージだと思われますが、キッチン自体は多少の光り物部分を除けば機能的でデザインも悪くありません。元々ステンレスメーカーらしくステンレスの加工性については定評が有り3Dシンクの加工など早い時期から提案してきているメーカーなので信頼性もあり当事務所も幾つかの住宅で採用してきました。ただ最近は少しやり過ぎな部分も見えて来ている感もありシンプルな他メーカーの採用が多くなってきています。ただ今回は施主の要望ということで扉のデザイン、寸法的なことなど確認しました。他の小物の装飾的な物を除き今回のキッチンは、シンプルでステンレスの表現を出した物になつていると思いました。

その他幾つかのキッチンのタイプを見てきましたが、なるほど・・と思うようなものも

展示されているキッチンは比較的高級な仕様のものが多く、また大きさも普通一般的な住宅には置けない大きな物が目立ってます。


上部のキッチンはシンク幅が普通の倍ありそうな提案モデル。


展示の中でも比較的普通なアイランドキッチン。トーヨーキッチンは扉1枚が大きいのが特徴で開閉も比較的スムーズ。
そして床から脚が出て、浮いた感じのする本体が特徴となってます。
基本3タイプに別れ、上からINO,CORE,BAYでここのショールームは全て高級タイプのINOが展示されています。
また、INOにも更に高級タイプも。

その他3m程の洗面スペース、扉も1枚で開閉。


横長~いステンレスの洗面器、ステンレスメーカーらしさが伝わりますが・・・・。



最近ではモザイクタイルの販売にも力が入ってます。完全なオリジナルデザインも可能とか。


装飾的な物以外にこんな100角タイルもありました。ちょっと和っぽいデザイン(かすりっぽい)が印象的で唯一好きな感じの物がありました。

トーヨーキッチン

〓キッチンの話Ⅱ-2


2008年竣工 佐賀の住宅/S-House                                          Photo:M.Itoh
キッチン/キッチンハウス                                     


キッチンの話の続き
アイランドキッチンを好まれる方と手元はどうしても隠したい方と別れる。隠したいという方はキッチンカウターから三方に20cm前後の高さまでフレームを廻して、キッチンを隠すことが多い、隠すことで前面、横方向からの視線を遮ることが出来、キッチンの存在を消すこと出来る。今まで自分の物件で竣工した住宅では50:50と言ったとこだろうか。一昔はキッチン、ダイニングはリビングとは空間を分け、隠す様な位置づけであったが、今ではキッチン・ダイニングは家の中心的なものとして位置している。そのためにキッチンは機能面もさることながらデザイン面も重要な要素となっており、各メーカーはそれぞれ独自のデザインや素材感を表に出したものになり、それらを選ぶにも迷うことが多くなっています。
キッチンデザインはどうあるべきかと言われると、・・・難しい質問でその時代のあり方とか食べる事、作る事の行為自体と連動していることなので、デザインについてはいろいろあって良いのではと思う。
今のキッチンデザインはシンプルで物を隠す要素の収納がほとんどで、どちらかと言うとスッキリ感があるものが好まれていいます。
下記はアムスタイルデザイン。
アムスタイルのデザインはとにかくシンプルでスッキリしたデザインで、細部までこだわりのあるデザインになっており自分の好きなスタイルのキッチンです。
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アムスタイル

ただそこもまた時代と共に変化しそうな要素で、いつも使うようなコップやお皿、ボールやフライパンなどは隠さずに使いやすい場所に設定することも増えてきそうな予感がします。
そのように提案するキッチンがポーゲンポールの+MODEという商品
見せて楽しむキッチンとして、これも今後ありかなと・・・。

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〓キッチンの話Ⅱ

2012年完成 天草の住宅/HA-House                                   Photo/M.Itoh

キッチンの理想とする形というものは存在するのだろうか、料理の取り組み方は人それぞれて、料理自体も和食、麺類、中華など日本人の食生活は今や何でもありの環境でキッチンの機能に何を求めたら良いのだろうか、キッチンの基本として、水で洗う、刻む、コンロで煮る・焼く・沸かす、盛り付ける、最後にお皿類、鍋、フライパン等を洗い乾燥させて仕舞う。
キッチンで行う作業が非常に多いことと、それらを完了させる為の時間が多くかかるのが分かる。
それらを行う作業を快適にスムーズに行う為にも、各機能の配置と距離間は非常に重要な要素となっている。
また最近は見せるキッチンへと移行しつつあり、LDKの中でキッチンの立ち位置が中心に来ることが多くなって着ている。ちょうとキッチンに立つと家の中心にあり、そこから家中が見渡せるという配置、まだお若い奥様が子供の様子などいつも気にかけながら日常の行動を見守る位置としてキッチンの存在は非常に重要な位置に有ると思う、その意味でキッチンは家の中心的存在であるかといえよう。
上記の写真は3年前に完成した住宅のキッチン(キッチンハウス)。アイランド型で背面に多くの収納を配置して、冷蔵庫、レンジなどの電化製品を写真左のコーナーの正面から見えない位置へ収納しており、キッチン自体がスッキリとした印象になっています。

このアイランドキッチンの素材はメラミン仕様、そのメラミン仕様に合わせて背面の造作収納も同色のメラミン化粧板を使ってます。色、素材等を統一することで、空間の一体化が可能となり、存在感をなくすことで空間に溶け込ませたものとなっています。出来るだけ表に出さないシンプルな構成が自分的に好みなものとしてデザインしています。




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